【tupera tuperaのかおてん】小学校図書館司書MARIママ、おすすめの絵本と合わせて紹介します。
会計年度任用職員パートタイマーとして、小学校の図書館司書をしているMARIママと申します。
昨日は入学式準備のため、正規の先生たちと一緒に早朝出勤したのです。
勤務する時間は変わらないため(残業基本不可)、退勤時刻が早まる、というわけ。
こういう日があるのがつらい方もいると思いますが、わたしは銀行窓口に行ったり、平日昼間しかできないことができて助かっています。
ブログデビューやアフィリエイトの勉強が出来ているのもこういう勤務ならではです!!
●大好きな絵本作家「tupera tuperaのかおてん」行ってきました。
「子供が喜びそうだな。でも4歳娘も有料なのかあ。大人もけっこういい値段…」
悩んでいたとき、招待券が懸賞で当たりまして、大喜びで行ってきました。
●かおを食べつくそう!キッチンカー
会場が、階段上って入っていかなければならないのですが、階段下のキッチンかーに、すでに顔がありました!
残念ながら、展覧会見終わって行ったら、閉店してしまっていました。17時前。夕方までのようですね。
見るだけでなく、「おいしい」「おもしろい」体験は子供の記憶にとても残るでしょう。
ぜひ食べたかったです。
●扉も、エレベーターのボタンも、顔になっている!
子供が気づく気づく。笑
「ママー、ここにもあるよー」
「アイ」「ノース」←なぜか2歳息子は英語で指差し、教えてくれます。
●入場!…そういえば、子供料金とられませんでした。
入ってすぐ、目や口や鼻が床にも天上にもたくさんあるのです。
床のパーツをさっそくいじり出す我が子。
私はどうやって楽しむのか読んでいたので、スタッフに「さわらないでねー」と注意していただいてしまいました。
すみません、油断も隙もない。
どうやら有料入場者には「かおルーペ」「かおバルーン」がつくようです。風船を欲しがって大変でした…。
ルーペがないので、仕方なく、指で○を作り、顔になるよ、と見せるものの、娘もわからないようで、さっさと奥へ進みました。
●絵本がいっぱい。原画がいっぱい。
大きな原画より、「読んでー」と絵本を持ってきます。
パパも読んであげていました。面白い、とのこと。ふふふ、tupera tuperaさんの絵本の魅力を知ったわね♪
図書館向きではない装丁ですが、○を生かした絵本です。見開きの○○で、あかちゃんの大好きなものがバーンと載っています。パパは恥ずかしいかもしれませんが、授乳を頑張るママは、やさしい笑顔で読んであげられますね。
図書館では修理の常連、しかけ絵本です。隠れている、野菜、くだもの、ぼうしの中を楽しむ絵本なのです。紙をめくる方向を間違えたり、勢い余ったり、複数人で楽しんでいると、そりゃあ切れますね。一応厚紙でできています。「野菜…?」みたいな、笑える仲間はずれが出てきたり、うわーと言いたくなる頭が出てきたり。わいわい楽しめる絵本ですよ。幼児向けといいますが、公共図書館のお話会に来た小学生も、楽しそうに見ていてくれます。
入学式で校長先生が開いていく祝辞の紙のような、じゃばらの本なのです。立ち読みは難しく、何度も落としそうになってしまいました。身近なものが、妖怪なのです。名前がまた面白い。お家で子供と楽しく探すこともできそう。
優しそうな妖怪。むしろかわいいですよね。と思いきやですよ。めくると「ギャー!」。そのわりに、図書館でも、我が家の子供たちも、「こわー!♪」と楽しそうに見ています。
グッズに、このスーパーボールがあったので、姉弟、1回ずつガチャさせてあげました。500円です。両替、レジのお姉さんがしてくれましたよ。すごく弾む大きいサイズのボールのため、口に入って飲んじゃうサイズではなく安心です。我が家の猫ナナさんがフローリング滑りながら追いかけています。笑
●2mの大きな顔に、自分の体を合体!
パパが楽しそうに参加。
2歳息子は背が足りませんでした。
4歳娘は、なぜかパンをかじるアレンジ撮影希望。笑
●プロジェクションマッピングの顔が動く動く!「かおつくリズム」
2歳息子もちゃーんと座って見ていました。
ときどき不思議そうに指差しに行っていました。
身近な果物や落ち葉、裁縫セットで顔になるんだなあ、と。大人も楽しめます。夏休みの自由工作でもたのしいと思います。
●近づいても顔。遠くからでも実は顔。正解のないミッションに挑みます。
おみくじのようなミッションがあって、ひとり一枚ひくことができました。
「殿様の顔はどれ」が出た娘。「殿様」がわからないね。それでも「これー」と楽しそうに、高いところの横顔を選んでいました。
「山より海よりの顔」もっと難問だね息子くん。「ノースノース」とリアル鼻が気に入ったようで、ぐるぐる周回しておりました。
遠くから見ても顔になっていることは、スタッフさんが教えてくれました。おお確かに!
●体をつかってオリジナルの顔をつくろう!
制限時間は3分間。好きなパーツを持ってきて、お昼寝アートができます。
天上に鏡があって、撮影できるのですが、アラサーママ苦戦。
カップルの方も楽しそうにしていました。子供がいなくっても楽しめます。
むしろいないほうがクオリティ高く、何パターンかできるかもしれません。
我が家の2歳4歳姉弟では、スタッフさんの計らいで6分させていただきましたが、パーツ運びがたのしいだけのお遊戯会状態でした。笑
ま、それも楽しいですね。くずされてもめげずに作ろうとするパパが面白い。
●物販 売り切れもありました。カステラ買いたかったな。
絵本コーナーにあった、食べられちゃいそうな椅子も売られていました。
ゴリラの棚の中段、おっぱいが気になる息子。お乳恋しいのか!?
tuperatuperaさんの絵本のキャラクターを焼き印したカステラがあったようで、売り切れていて残念。
とか思っている横で「ぴしゅぴしゅかおー」と騒ぐ息子。「ママー!!」と大発見を報告してくる娘。
本当だ、消毒まで顔だ。
そして目に留まるガチャ。ここでスーパーボールをガチャしました。
●出口出ても、シワ迷路
顔のシワが迷路なのです。壁におっきく迷路があります。
パパが挑むも、難航。楽しそうでした。
2歳4歳はそれよりも顔探し。時計まで顔。出口表示も顔。
本当に「終始」楽しめるイベントでした。
●内容がない? 「本」の楽しみ方の幅を広げてくれる絵本です。
tuperatuperaさんの絵本は、内容がない、と司書仲間に言う方もいましたが、「本そのものが面白い」ということを知るにはピカ一の作家さんだと思っています。
たとえ図書館泣かせでも、受け入れたい。出会ってほしい絵本が多いです。
また別の作品も、後日紹介しますね。
参考になりましたら嬉しいです。
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