小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

学校司書のパートと、2歳4歳姉弟の育児&保護猫2匹のお世話に奮闘しているMARIママです。読み聞かせおすすめの絵本を紹介しています。

小学校図書館司書おすすめ科学絵本【いちご】春5月に苺博士になれる短い絵本です。絵がリアル美味しそう♪

●イチゴの時期に。時間調整にも便利な短い科学絵本。苺博士になれるよ♪

美味しそうな赤いイチゴと、青い小さなイチゴが描かれた表紙の本です。
22cm21cmの正方形のような形をしています。
福音館書店の絵本。
写真だと思うほど、ジューシーなイチゴが描かれています。

以前ご紹介した『おかえし』の読み聞かせのあとに、2冊目で読みました。
marimamashisyo.hatenablog.com

『おかえし』が長い絵本で8分ほどかかりますので、こちらは3分ほどで読みます。
『おかえし』は最後みんなでイチゴ狩りをしますので、続けやすい構成です。
母の日とからめて、コミュニケーションをとってから、『おかえし』を読みました。

冬のいちごから始まります。
葉が赤や黄色、茶色になっていて「かれてるよー」という子もいました。が。
「いちごのみは あたたかくなったら なりますよ。それまで まっていてね。」
ちゃんと雪の下で、春を待っているんですね。
「つえー」「そうなの?」と低学年から声が上がりました。

暖かくなり、てんとう虫がのったいちごの緑の葉が描かれます。
「いま、つぼみが できたところです」

そして花が咲きます
花の色を知らない子も多かったです。

花が青いイチゴに変わるページは、食い入るように見てくれます。
この青いまま大きくなるのも、見たことない子は「へえ」と見つめます。
「まだ すっぱい いちごです」
すっぱいんですね。
青いとき食べたことないので、わたしも「へえ」と思ってしまいました。
科学絵本って大人でも学びがあります。

だんだん赤くなっていくイチゴ。
「いちご、あまくなったかな?」
聞き手も考えて指差して、あのイチゴは大丈夫、あれはまだ青い、小さい、と参加してくれたら、科学絵本の読み聞かせは成功だと思っています。
「まっかないちご、もう あまい?」

「さあ どうぞ」のところでは、2歳4歳の我が子と読むときは、指でつまんで、口に持っていってあげます。
喜んでパクパク食べたふりをします♪
「あまいですよ。さあ どうぞ」
低学年でも、どうぞ、と差し出すと喜んでくれる子もいますね。

最後、ボウルいっぱいの真っ赤なイチゴが本当に美味しそうなのです。
給食にイチゴが出る日や、イチゴの旬の時期に、ぜひ読んであげたい、短い科学絵本です。

Amazonでは中古販売もあるようです。よろしければご覧ください。
参考になりましたら嬉しいです。

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