小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

学校司書のパートと、2歳4歳姉弟の育児&保護猫2匹のお世話に奮闘しているMARIママです。読み聞かせおすすめの絵本を紹介しています。

小学校図書館司書おすすめ遊べる3分絵本【読み聞かせのつかみに。フルーツの名前あてクイズで参加型の雰囲気に♪】

●遊べる当てっこ絵本 フルーツの名前あてクイズ♪

みやにしたつやさんの作品です。
ゴリラがどーんと描かれています。

四コマのように、「もぐもぐ」ひたすら口を動かすゴリラが右ページで描かれ、左ページに、食べ終わったフルーツの皮など、痕跡が描かれます。
「もういっぽんたべたいな…」
「なにを たべてたか わかる?」

そしてページめくり、見開きいっぱいに正解のフルーツが描かれるのです。
我が家の2歳息子も当てられる絵本なので、小学校では低学年に読んでいます。
「もぐもぐ」読んでいる段階で、子どもたちは左ページも見えてしまっているので、皮から正解が早々にわかってしまうんですよね。
4歳お姉ちゃんには、手で隠しておいて、少し難易度をあげて読んでみたりしていますよ。

右ページの咀嚼音も、フルーツによって違います。
「あむあむ」
「しゃりしゃり」など。
左ページでの食べ終わったゴリラの感想も、ヒントになっています。
「すっぱかったけど おいしかった」
「かわのまま たべたよ」など。

最後のフルーツだけ難しいです。
ゴリラの表情が面白いページ。笑いがおこります。
が、肝心の正解をわかってくれない…。
柿なのです。
渋い柿を食べちゃったゴリラが、衝撃的な顔をするのです。
渋柿、あまがき、なんて、知らない子が多いんですね。
「庭に柿の木あるんだよ」という子もいましたが、渋い実があることは知りませんでした。

宮西達也さんは、たくさん絵本を描かれています。
「にゃーご」

猫とネズミのお話です。
ネズミにとって猫はこわーい天敵…のはずなのに、猫の怖さを知らないネズミたちが、とってもフレンドリに猫に接するのです。
戸惑う猫が笑いを誘うお話です。
大型絵本も活用しています。

ティラノサウルス」シリーズ

大人が泣ける絵本です。
恐竜がたくさん出てくるので、恐竜好きの子どもさんにもおすすめ。
「愛」の形に涙してしまう絵本です。
大型絵本で高学年まで読み聞かせをしています。

「おとうさん・パパ・おとうちゃん」

父の日が近づいてきました。
家にいる「おとうさん」ではなく、仕事をしているとき、なんて呼ばれているか知っていますか?
子どもたちに、「お父様のことなんて呼ぶの?」と聞いてみても、いろいろ答えがあって面白いです。
母子家庭の子もいるかもしれませんが、だからといって父の日というイベントをスルーはせず、配慮しつつ、季節のお話として読んでいます。
母の日、父の日、敬老の日、本を集めやすく、かつ埋もれている本と出会いやすい、いい機会です。
私はスーパーや100均のように、季節感満載の図書館を運営していますよ。

そろそろ梅雨に入るので、「雨でも楽しい本」を集め中です。
自分だけのかたつむりを作ろう、という工作コーナーも用意中。
季節や行事は毎年同じもの使い回せますし、間違いないので、おすすめです。
図書館だよりのネタにもなりますよね。
無理せず、楽しんでもらえる図書館経営、勉強中です。

●育児奮闘記ブログ更新中 よろしければご覧ください。

marimamashisyo.seesaa.net

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