小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

学校司書のパートと、2歳4歳姉弟の育児&保護猫2匹のお世話に奮闘しているMARIママです。読み聞かせおすすめの絵本を紹介しています。

小学校図書館司書おすすめ春の絵本【桜の大木、夏・秋・冬はどうしてる?】教科書1年生掲載図書

●桜の科学絵本 桜は夏から冬なにしてる?

福音館書店からでている、写真のようにリアルで美しい桜の科学絵本です。
「わたしは き。」P1
ソメイヨシノが主人公
ページをめくると、みごとな満開の桜が、ぺーじまたがって大きく描かれています。
学校には桜の木があるものなので、似たような大木もみます。
子供たちも現実の桜の木と重ね合わせて、見はじめます。

花びらをついばみにくる鳥たち。
「たくさん さきましたから ごちそうしましょう。」P4

そして桜は散るときがきます。
「ちいさい かぜ ふけば、ちら ちら」P6
風の強弱による散り方の差を、擬音で書いてくれています。詩のように私は読み上げています。
はなびらの ゆきが つもります。」

そして葉桜になります。
葉っぱが芽吹くとき、「おぎゃあと はじけて でてくる、でてくる」と表現しているのが、印象的です。P8

そしてこどもたちびっくり、P10「さくらの みは さくらん。」
そうなんですね!
実は私、恥ずかしながら、別物だと思っていました。
でもソメイヨシノさくらんぼは、「ちいさくて にがくて おいしくない。」そうですが。
驚きでした。

そして梅雨がきて、「てんのみずを ごくごく のんで」美しい新緑になってゆくのです。P12
夏になり、せみや毛虫がくっついた木が描かれています。
「はっぱを おたべ。おいしい きの つゆを おのみ。」P15
桜はいつでも、ギャラリーに優しい反応を返しています。
秋になれば、「ころもがえ」して「おめかしします。」P16
北風に吹かれ「さようなら、わたしの はっぱ。」P19
けれどこのときの木には、たくさんの「いのちが ねむっています。」
冬のさびしげな桜が大きく描かれ、春に向けて少しずつ少しずつ、そのいのちを芽吹かせるのですね。

「のびる のびる ぐん ぐん ぐん。」P24
そして初めに戻る。
というような、桜の木の一年が詳細に、リアルに描かれています。
後ろ表紙には、桜の種類がいろいろのっており、桜博士になれますね。

まだ桜が咲かない頃でもよいですし、満開から散っている頃、毛虫が落ちてきて嫌だったーなんて声が聞こえてきてからでも、読んであげると「桜」を知ることができる絵本だと思います。
幼児から小学校高学年まで、「桜」博士になれる本です。

参考になりましたら嬉しいです。

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