小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

0,3,5歳の育児に奮闘している小学校図書館司書MARIママ【育休中】が、読み聞かせテク、子育て術、おすすめ本を紹介します

小学校図書館司書おすすめエイプリルフール絵本「わゴムはどのくらいのびるかしら?」

 

 

わゴムをひっぱってぱちーんって痛い思いをしたり、どこかに飛んでいってしまってきょとんとした経験は、多くのこどもが持っていると思います。

この絵本は、題名どおり、「わゴムはどのくらいのびるかしら?」とひたすら引っ張ってみたお話です。

 

気づけば新年度になりました。

昨日はエイプリルフールですね。

みなさんどんな素敵な嘘をつきましたか?

私は夜勤の旦那様を驚かそうと考えまくり、夜中3時まで眠れないでいましたが、信じられたら困るようなものしか浮かばず…結局なにも言えませんでした! 残念!笑

 

さて、エイプリルフールにからめて、「嘘でしょ!??」という絵本なので紹介します。

わゴムの端を、自分の部屋のベッドにひっかけて、部屋を出る「ぼうや」。

それだけでもびっくりですが、自転車でくたびれるまで走り、バスに乗って! 

まだまだですよ。

汽車に乗って、飛行機乗って…まだまだまだまだ進んでいきます。

どこまでいくと思いますか?

 

面白い絵本ある? ありえない話見たい。

そんなレファレンスが来たら、紹介する絵本です。

この間紹介した小学校1年生は、自分でも試してみて、いたかった話をしてくれました!笑

かわいい。

 

実は気づくとこの絵本、ちゃんといろいろ書いてあります。

子供部屋の見開きのページ、はじめと、ちゃんとおわりにも載せてくれています。

気づく子は気づいて、「あーっ!」て大発見に喜びます。

そもそも表紙、題名が無限の形になったわゴムに書いてあることに気づくと、もう背筋ぞぞっとします。

作者すごい考えてる!

 

ひらがなとカタカナだけで、枠に囲まれたページいっぱいの絵の下に、10文字前後くらいの本当に短い文章が載っている絵本です。

少し小さめですが、横長で、遠目きく絵で、別にかかれた文字は見やすいですし、ゆっくりはっきり読み上げて、絵をじっくり見せてあげたいです。

そして後半に行くにつれて気持ち早口にして、のびるのびる大丈夫???とハラハラさせてあげたい。

 

幼児から小学生、大人までみんな楽しめると思います。

だってわゴムをひっぱるのは大人もしますもんね。

一週間に一回はのばしてるかな?

 

参考になりましたら嬉しいです。

 

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