イースターうさぎ 春の絵本「わたしのワンピース」
おはようございます。
今日は夫が休み。
そんな日くらいゆっくり眠りたい…のに、まず2歳息子が起き(目覚ましもなく6時前後にすっきり爽快起きます!)、大好き4歳お姉ちゃんを起こし(寝起き悪いので喧嘩が始まります。)、レアキャラのパパに乗っかりに行く姉弟。
しかし起きないパパ。なぜ起きない!というくらい岩のように寝続ける。
で、ママに戻ってくる姉弟。パンほしい!いちごジュース!とモーニング内容まで指定してくる。ママのKindleを人質に起こしてきます。はいはい起きますよ。
余談ですが、最近デジタルデトックス中で、寝室にスマホは持ち込みません。息子がお腹の上じゃないと寝ないため、Kindleで電子書籍を堪能しつつ就寝します。
さて今日は4歳お姉ちゃんからのリクエスト絵本。
イースターの飾りやお菓子がスーパー行っても100均行っても目につきます。
入学式までもつかしら?という勢いで桜の花びらも膨らんでいますね。
イースターとからめて、春休み前から勤務校の図書館に、イースターのミニコーナー展示をしていました。
うさぎやたまごの出てくる絵本を展示したのですが、そこにも置いたお気に入りの本です。
コーナーに飾るイースターエッグを、工作大好きな子供たちに希望制で作ってもらっていて、私は卵形の紙をたくさん図書館に用意しておくだけ。6枚好きな色の紙を選んで貼るだけ。これなら簡単と思っていましたが、きれいに貼り合わせる子のほうが少ない! ずれて裏の白い紙が見えちゃってるイビツな卵が多いです。でもそれもかわいいか!
題名のとおり、うさぎさんが空から落ちてきた「まっしろなきれ」で「わたしのワンピース」を作るのですが、このワンピース、行く先の景色の模様に変わっていく、ふしぎですてきなワンピースなのです。
お花畑で花模様、雨が降れば水玉模様…というふうに。
春に紹介されることの多い絵本ですが、わたしは四季いつでもいいかなと思っています。
草の実や鳥、虹、夕日、星も出てくるので、梅雨や秋、虹が見えた日、流れ星がニュースになったときなど、ひとこと現実の景色とからめて談笑して読んであげると、より楽しめるかなと思います。
サイズは大きくありませんが、色がはっきりしていて、紙の白さも活かした絵のため、遠目にも見えやすいです。
短い文章で分かりやすく、カタカナはありますが漢字はありません。
読み聞かせをして驚いたことがありまして、「生地」や「ミシン」を知らない子がいました。
たしかに100均で入園入学準備ができてしまうため、家庭で手作りする姿を見たことない子もいますよね。他人事ではなく、私もミシンは家庭科で触ったくらいです。入園準備は母頼り!ありがとう母!
「くさのみ」という表現もわかりにくいよう。私も聞かれても困るかも。絵で稲?麦?秋の景色かしらと思う程度の知識です。
「ゆうやけ」の絵がいまいちわかりにくいようですね。ピンクの雲みたいな模様になるのですが…。小学生になれば文章でわかってくれますが、幼児はあのきれいな夕日、黄昏の空とは結び付いていない様子です。
気づく子供もいますが、実は次のワンピースの模様が、ちゃんと描かれていて、見つけた子は楽しそうに予想しています。
うさぎさんの歩くときの口癖「ラララン ロロロン」と一緒に言ってくれる女の子もいます。
読み終わったら、見開きで表紙と裏表紙を見せます。
…それにしても私の知っているミシンと違う。昭和レトロ?ですか?
昔の道具を小学校の授業で習いますが、そこで載っていそうなミシンですね。
この絵本、我が家は娘の誕生日に親戚の方から譲ってもらったのですが、まずするのが、カバーをとって仕舞い、本をぎゅっぎゅっと開きあとをつける。
あたりまえのように作業しだしたのですが、夫にきょとんとした顔をされました。
図書館司書や保育士さん、読み聞かせの講習を受けたことがある人はわかってくれますよね。
絵本に開き癖をつけておくのは大事なこと。
のどもとまでしっかり絵を見せてあげたい。
読んでいるページだけに集中してもらいたい。(ぎゅってしておかないと、前後のページが見えたり、読んでいるページがちゃんと見えませんからね!)
あたりまえになっていることの大事さ、理由を思い出す出来事でした。
上記の理由で、絵本を持つ手もできるだけ際に、絵が見えるようにもって、ページをめくる手も黒子。目立たずスッとめくる。
服装も聞く子供がそちらが気になってしまわないように、落ち着いた服。時計やアクセサリーも必要に応じて外しています。
参考になれば嬉しいです。