小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

学校司書のパートと、2歳4歳姉弟の育児&保護猫2匹のお世話に奮闘しているMARIママです。読み聞かせおすすめの絵本を紹介しています。

小学校図書館司書おすすめ読み聞かせ絵本【谷川俊太郎さんの聞いて楽しい絵本。息継ぎなく早口で読み上げたい!】

●聞いて楽しい絵本 大人数にも◎

早口言葉や滑舌に自信がない人は苦手かもしれない絵本です。
私は得意ではないものの、意味がわかりやすい場所で休憩入れつつ、読み間違いはしないよう猛練習して挑んでいます。
谷川俊太郎さん作品ですので、言葉を楽しむ絵本になっています。

表紙、小さな点が「のみのぴこ」
のみ、が分からない子も多いですね。
辞典でしっかり正しい意味を知っておくと、いざ聞かれたときに答えられてよいと思います。
辞書そのまま伝えても分からないので、噛み砕いて。
けれど嘘にならないように。

司書って、司書資格はあるけれど、教員免許は持たない身分なので、教育しないように、嘘を言わないように気を付けています。

まずは拡大された「のみの ぴこ」
ページめくり、「のみの ぴこの すんでいる」猫ちゃんが描かれます。
名前も独特。
笑いが起こる。

その猫の「しっぽ ふんずけた あきらくん」
というように、ずっと連鎖していく地の文なのです。

左ページが文章。
だんだん増えていき、ページが埋まっていくのです。

右ページは絵。
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの」と初めの部分ほど何回も効くことになるわけですが、そのときこの右ページの絵が思い出されます。
和田誠さんの無駄のないシンプル分かりやすい絵がとても効果的に活きている絵本だと感じます。

最後また、猫に帰るわけですが、猫違いで、「ねこの しゃるるの せなかに すんでいる のみの」
のみの名前もかわる。
笑いがおこります。

最後、表紙と裏表紙を見開きで見せます。
図書館の本だと、黒ずんで汚れいていると、のみに見えてきちゃって、少し残念。
ぜひきれいな絵本を用意して、小さなのみが見つけられると楽しめると思います。
親子でも楽しめる絵本です。
大人数では、のみが見えなくとも、言葉が楽しいですよ。

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