小学校図書館司書MARIママ、読み聞かせ絵本紹介します!

学校司書のパートと、2歳4歳姉弟の育児&保護猫2匹のお世話に奮闘しているMARIママです。読み聞かせおすすめの絵本を紹介しています。

小学校図書館司書おすすめ春の絵本「のいちごつみ」こども大好きばばばあちゃんのおはなしだよ!

 

昨夜はパパが深夜までいない勤務だったため、祖父母と夕食をし、夜桜を見にいきました

こどもたち大喜び。じいじばあばを驚かせる食欲を披露し、道中ずっとお歌を歌っていました。たまに英語の歌も歌うのでさらにびっくり。

園に常に英語の先生がいらっしゃるので、日常のコミュニケーションが英語だし、30分ほどイングリッシュの時間も頻繁にあるようです。あたりまえに英語があるので、抵抗なく恥ずかしがらず英語を話すこどもになっています。ありがたいです。

車窓から月と夜桜を楽しみました。娘がさくら〜さくら〜♪とそこだけ歌います!笑



さて、そんな春爛漫な今、おすすめな絵本がこれ。

表紙の色でもう間違いないですよね。

こどもたちが大好きなおばあさんといえば、前回ご紹介した「もったいないばあさん」と、この「ばばばあちゃんですね。

「ばばばあちゃん」なんて、、がちょっと増えて勘違いして読んでいるこどももいて、かわいいです。

 

本文始まる前のページも、しっかり見せてあげてください。

ばばばあちゃんジャムの本を楽しそうに見ています。これがきっかけなので、しっかり見せてあげてください。

「あたたかい かぜが ふきはじめたね」「のちごつみに いこう」

ばばばあちゃん、仲良しの動物たちを誘うのですが、遊びに夢中で来てくれない。この動物たちの行動は、こどもそのもの

 

ばばばあちゃん、一人でも楽しそうに出掛けていきます。

背景に満開の桜も描かれていて、まさに今の絵本ですね。

「いちごが あかくなってるじゃないか」

にっこにこで、かごいっぱい、のいちごをつんだばばばあちゃん。ぽかぽか陽気のもと、お昼寝をしてしまいます。

たんぽぽやかえるが見守っています

 

遅れてやってきた動物たちは、寝ているばばばあちゃんと、かごいっぱいの美味しそうなのいちごに、わいわいがやがや。

「さあ、かえって、おいしい いちごジャムを つくろうね」

動物たちの声で起きたばばばあちゃん、家に帰ろうとしますが…

でも、いちごジャムになるまえに、いちご ひとつぶ たべたいな

まあそうなりますよね! ひとりが言えばみんなも食べたくなる

 

「わたしが さいしょに、ひとつ いちご ひとりで たべよう」まずばばばあちゃんが食べて、「ふたつ いちご にこにこ~」とどんどん動物たちが続いていくのです。

お歌苦手な読み手の方もいると思いますが、正解なんてありませんので、なんとなく節をつけて楽しく読めば良いのです♪

「わーい、かぞえうただね」

すっかり楽しくなってしまった動物たち。ばばばあちゃんが持っているかごの中ののいちご、どんどん減っていってしまいます。

 

この場面は、聞いているこどもたち、「あー!」「なくなっちゃうよー!」と面白そうに指差したりしながら聞いてくれます。

正解。

うちについたらもう、いちごはほんの数粒だけになっていました。

さあ、ばばばあちゃんはどうするでしょう。ここがばばばあちゃんならではですよね。笑

 

ページめくって、いきなり明日になるので、わかるように間をおいたり、工夫をしてあげてください。声の調子を変えたり。

あと動物たちの手書きで書いてある台詞、指差しつつ読んでも良いと思うのですが、「こんどこそ ジャムを つくろう」とばばばあちゃんもいっているので、私は読み聞かせの時、読んでいません。裏表紙で出来上がったジャムをみんなで食べるので、早くそこを見せてあげたい。

読み聞かせが終わった本は、面だしして飾っているので、借りる本が決まらずにいる子には、実はここで、うさぎさんがいたずらをしようとしていることや、ばばばあちゃんみたいに眠ってしまうきつねさんのことを、こっそり教えてあげて、借りた子だけのお楽しみにしています。

 

参考になりましたら嬉しいです。

 

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